名刺を受け取る時のマナー
インターンや就活の際、ほぼ必ずある「名刺交換」。
社会人になれば当たり前のように行われるようになりますが、学生のうちは馴染みがないものです。
しかし、OBOG訪問など就活の際に名刺を頂くことがあるはずですので、受け取り方のマナーを押さえておきましょう。
◆名刺をもらう時
①名刺の受け渡しは立って行うのがマナーです。頂く時は可能な限り立って、身体を相手の方に向けましょう。
間に机がある場合は移動して、机を挟まない位置へ移動しましょう。
②先方が名乗られたら、「頂戴致します」と言い、必ず両手で受け取ります。
その際、ロゴや名前に指がかからないように注意しましょう。
③受け取った後は、そのまま胸の位置で名刺を持ち、相手の目を見てお礼をお伝えします。
★社会人になったら会社で自分の名刺を作りますが、学生は持っていない人の方が多く、また作る必要性もありません。そのような背伸びをするよりも、慌てずにきちんと受け取れるようにしましょう。
★もし、名前の読み方が難しくてわからない場合は、素直に『何とお読みすればよろしいでしょうか?』と聞きましょう。お聞きして読み方が分かったら、手帳などにメモをします。相手のいる場で名刺に直接書き込むのはマナー違反ですので気を付けましょう。
◆もらった後すぐにしまわない
名刺をいただいた後はすぐにポケットや鞄にしまわず、机の上に置いておきます。
1枚の場合
・名刺入れがない場合は手帳やノートの上方に置きます。
・名刺入れを持っている場合は名刺入れの上方に置きます。
複数枚の場合
・縦に並べる場合は役職が上の方から並べていきます。
・横に並べる場合は、座席の順にすると良いでしょう。
名刺入れを持っている場合は、一番役職が高い方の名刺を名刺入れの上におきましょう。
よほどの事がない限り、頂いた名刺を重ねたり、書類を重ねて置いたりしてはいけません。
◆名刺をしまうのは面談が終わるタイミング
頂いた名刺をしまうタイミングは、その場がお開きになるタイミングです。
複数ある場合もかき集めたりせず、丁寧に名刺入れ・手帳などににしまってから、胸ポケットや鞄にしまいましょう。
慌てて落としたり、忘れることのないように注意してください。
◇名刺入れ
就活で名刺を頂く機会が増えてくると、「名刺入れを買った方が良いのだろうか?」と迷ってしまう人もいるでしょう。
しかし、学生のうちは手帳などに挟むだけで充分です。必要だと感じたら購入すれば良いですが、無理をする必要はありません。
また、購入する場合は色やブランドロゴなどで華美にならないような物を選びましょう。
名刺交換でのマナーをきちんと押さえ、失礼の無いようにしましょう。