業種と職種
「業種」と「職種」の違いは知っていますか?
①「業種」 = 事業の種類
②「職種」 =仕事の種類
あなたが「何の仕事をしていますか?」と聞かれた際、
書店員だった場合は「小売業の販売員」
電車の整備士だった場合は「運輸業の鉄道車両整備士」
など、「○○(業種)の○○(職種)」と言った形で、業種の後に職種を続ける言い方になります。
①「業種」は日本標準産業分類の大分類によると、下記の様に大別されています。
A.農業,林業
B.漁業
C.鉱業,採石業,砂利採取業
D.建設業
E.製造業
F.電気・ガス・熱供給・水道業
G.情報通信業
H.運輸業,郵便業
I.卸売業,小売業
J.金融業,保険業
K.不動産業,物品賃貸業
L.学術研究,専門・技術サービス業
M.宿泊業,飲食サービス業
N.生活関連サービス業,娯楽業
O.教育,学習支援業
P.医療,福祉
Q.複合サービス事業
R.サービス業(他に分類されないもの)
S.公務(他に分類されるものを除く)
T.分類不能の産業
②職種は仕事の種類のことで、部署に分かれている会社に勤めている場合は所属している部署の業務の種類を自分の職種として考えることができます。厚生労働省の職業分類を参考に、該当する職種を探してみるといいでしょう。