危険物取扱者
危険物とは、ガソリンなどの石油類、金属粉など“燃焼性の高い物品”のこと。
これらを大量に「製造・貯蔵・取扱」する場所で必要とされ、管理責任者の役割を担うのが
危険物取扱者です。
例えば、この資格を持っていることでガソリンスタンドなどのアルバイトでも時給がアップ
することがあります。印刷・燃料・塗料・薬品関係や化学工場、ガソリンスタンドなど職場
で必要とされるため、就職にも有利です。年齢、学歴等の制限はなく、誰でも取得できます。
資格は3種類あり、『甲種(こうしゅ)』、『乙種(おつしゅ)』、『丙種(へいしゅ)』
に分けられ、それぞれ扱える物品が異なります。
■甲種…第1類から第6類の全ての危険物を扱えます。
■乙種…全6類の内、試験に合格した類の危険物を扱えます。
■丙種…乙種第4類の内、指定された危険物のみ扱えます。
この内、最も人気のあるのが乙種第4類(通称、乙4)です。
この資格を取ればガソリンスタンドで取り扱うガソリン、灯油、軽油等が扱える様になります。
◎取得条件
■『乙種』、『丙種』
誰でも取得可能。年齢、学歴等による制限はありません。
■『甲種』
・大学等において化学に関する学科等を修めて卒業した者
・大学等において化学に関する授業科目を15単位以上修得した者
・乙種危険物取扱者免状交付後、2年以上の実務経験を有する者
・次の4種類以上の乙種危険物取扱者の免状を有する者
①第1類または第6類
②第2類または第4類
③第3類
④第5類
・修士、博士の学位を授与された者で、化学に関する事項を専攻した者
◎取得方法
各地試験会場での受験(※東京都は中央試験センター)
■マークシート方式での試験