履歴書で資格を書く際のポイントは?
最近ではパソコンでも作成される事が多い履歴書。
IT系企業や外資系企業に提出する場合や、手書きとの指定が無ければパソコンでの作成も良いですが、迷った場合は手書きで作りましょう。
パソコンで作成する際、インターネット上でダウンロードできる履歴書フォームがあります。
大事なのは、市販の履歴書でも、テンプレートでも、自分に合ったものを選ぶ事です。
例えば、就業経験が浅い方の場合に『職務経歴』の項目が大きく取ってある履歴書だと空白が目立ってしまいます。
資格を多く持っている場合は資格欄の大きいものや、志望動機・自己PRの欄が大きい物を選ぶ等、自分のアピールする内容に沿ったものを選びましょう。
資格等書く事が無い場合には記入漏れと認識される事を防ぐため『特になし』と記入しましょう。空欄はNGです。
免許・資格欄では、取得年月順に資格を記入します。
正式名称で記入してください。
【例】
普通自動車第一種運転免許(AT限定)
実用英語技能検定○級
日本漢字能力検定○級
日本商工会議所簿記検定試験○級
など。
沢山の資格を持っている場合、優先順位をつけて、応募先に関係ある資格の重要度の高いものからピックアップしましょう。
今所持していなくても、取得に向けて勉強している段階のものがあれば、向上心のアピールのため記入する事も可能です。
「現在、○○取得に向けて勉強中」と記載しましょう。
履歴書に書ける資格
履歴書に3級の資格を記載するのはやめておきましょう。
資格によって異なりますが、3級は比較的に取りやすい内容になっている事が多く、合格率も高いです。
2級以上からがアピールとして有効となります。
TOEICについては、スコアが何点以上であれば履歴書に記載して有利になるのか、と言う明確な基準がありません。
はっきりした根拠はありませんが、一般的に600点以上であれば履歴書に書いていいと言われています。
ただし、英語を使う仕事の場合は750~800点以上が目安となり、大手企業の中には大学新卒者に求めるTOEICのスコアを、ウェブサイトなどで明記しているところもあります。
資格の正式名称一覧
普通自動車免許・・・普通自動車第一種運転免許
普通自動車二種・・・普通自動車第二種免許
大型免許・・・・・・大型自動車免許
大型第二種免許・・・大型自動車第二種免許
簿記・・・・日本商工会議所簿記検定
宅建・・・・宅地建物取引主任者
秘書検・・・秘書技能検定
漢検・・・・日本漢字能力検定
英検・・・・実用英語技能検定
習字・・・毛筆書写検定、硬筆書写検定
珠算・・・日本商工会議所珠算能力検定、全国珠算教育連盟珠算検定